当社のビジネスモデルは「ローコスト住宅との出合い」によって大きく変わりました。ローコスト住宅の「建売分譲住宅の不動産仲介」のほか、ローコスト住宅を賃貸住宅として不動産投資をやっています。
ローコスト住宅って本当にメリットばかりなんでしょうか?
ローコスト住宅のメリットは「ローコスト住宅だからこそ実現できたこと」ということを考えた方が早いと思います。
今回の記事では、多くの人が考えるであろう「ローコスト住宅のメリット」とは、少し異なる視点も交えて解説します。
「ローコスト住宅のメリット」を考える上で、これを活用する側の目的を分けて考えます。
- 自分が住むためにローコスト住宅を購入する
- 不動産投資をするためにローコスト住宅を購入する
当社は「ローコスト住宅」の不動産投資(不動産賃貸業)をやるために、建築しました。このビジネスモデルはコストが高い注文住宅では成立しません。
ローコスト住宅はメリットだらけ!実際に不動産屋選んだ理由
ローコスト住宅メーカーは「パワービルダー」と言われるハウスメーカーです。徹底したコストカットで低価格で住宅を売り出しています。
全国展開しているパワービルダーでは、ローコスト住宅の「規格注文住宅」を全国一律で低価格で販売しています。
こうしたことが実現できる理由は以下のようなものがあります。
パターン化した住宅で「工事・工法を合理化」人件費をカットしている
ローコスト住宅はの部材は工場で一括加工です。パターンかした住宅のため、工事をする大工、、職人の作業効率がよく、人件費をカットしています。
建材・部材の大量仕入れでコスト削減を実現
ローコスト住宅の内装・設備は「定型」でパターン化されています。パワービルダーは建材・部材を大量仕入れで仕入れコストを抑えています。
「規格注文住宅」はパターン化された間取りを選択
ローコスト住宅の注文住宅の場合は、間取りなどの自由度が狭いのが特徴です。パターン化されたデザイン、間取りから選びます。
注文住宅の自由度が少ないことにより、大量生産と同じコストカットが可能です。
無駄な「営業費用」を徹底的にカット
ローコスト住宅のメーカーは「薄利多売」のために、営業費用などの中の無駄な経費をカットしています。
住宅価格の中に上乗せされていた「無駄な費用」をカットしているため、建築価格は極めて安いのが特徴です。
ローコスト住宅のメリットは不動産投資ができること!
この写真は当社が所有していた土地です。この場所にローコスト住宅を建てて、残りの敷地を駐車場として、それぞれ活用しています。
当社は、不動産仲介業のほか不動産賃貸業もやっています。「不動産賃貸業」は、投資をしている人の観点から言えば『不動産投資業』と言えます。
不動産投資をするには「ローコスト住宅」でしかできないのでしょうか?
「投資」という観点からすれば、当初の投資額に収入の額で「利回り」を計算します。したがって、ローコスト住宅でないと不動産投資は厳しいと思います。
当社は「事業」として、ローコスト住宅を建てたので、一般ユーザーの方の「目的・用途」とは異なります。資金調達も住宅ローンは使えないため「事業ローン」を活用しました。
ローコスト住宅「自分が住む人」にとってのメリットは?
自分たちが住むために「ローコスト住宅を購入する」人たちは、大きく分けて2つのケースがあります。
- 建売住宅(既に完成している住宅)を購入する
- 自分が所有している土地の上に注文住宅を建てる
自分の土地を持っていない人、土地を探してからローコスト住宅を建てようと考えていない人は「建売住宅」を購入するやり方になります。
この場合のメリットとしては、主に以下のようなメリットが考えられます。
- 低価格で販売されている
- 建物を実際に見てから購入できる
- 完成物件であればすぐに入居できる
- 住宅ローンで土地と建物代金を一括で払える
一方、自分の土地を所有している人、土地探してからローコスト注文住宅を建てる人のメリットは以下のようなことが挙げられます。
- 工期が短いために引っ越しまでの期間を短縮することができる
- パターン化した間取りを選ぶため失敗が少ない
- 住宅内の標準装備の設備が低コストで購入できる
- オプション工事を選択すれば自分なりの仕様ができる
建売住宅購入と規格注文住宅建築とでは、考え方が異なります。お客様の状況に応じて選んだ方がいいでしょう。
ローコスト住宅の規格注文住宅は、標準装備以外の部分はオプション工事になります。外構工事は別途費用が多いので、予算額に応じて種類を選ぶことになります。このほか、テレビアンテナなども標準では装備されていませんので、用途に応じて追加することになります。
まとめ:ローコスト住宅のメリット!マイホームの夢をかなえる
佐賀市内でローコスト住宅が多数見られるようになってからというもの、それまでは「マイホームを諦めていた人」が購入することができるようになりました。
持ち家と賃貸とでは「賃貸の方がメリットが多い」と主張する人が多いですよ。
これは考え方の違いですね。都会で住宅購入が5,000万円を超すような場合と、佐賀市のように2,000万円台で建売住宅を購入できる場合とでは、月々の返済も異なります。
ローコスト住宅でもメンテナンスをしっかりやれば「50年以上は大丈夫」なので、ローン返済後の資産としての価値も残るというメリットがあります。
佐賀市に居住している人は、転勤などがある場合を除いて、その地域に住み続けます。賃貸住宅を選ぶ人は「転居のしやすさ」を理由に挙げることが多いですが、転居の可能性が少ないのであれば、低コストで購入できるローコスト住宅はメリットが大きいです。
一方で「高級志向の注文住宅」にも、メリットがあると思います。しかしながら、こうした住宅はローコスト住宅とは「顧客の市場が異なる」のです。
月々のローン返済を賃貸住宅並みに少なくして、その分生活の質を高めたいを考える方にとって、ローコスト住宅は、最大限のメリットを提供すると言えるでしょう。
当サイトでは「建売住宅」に関する記事を多数、掲載していますが、佐賀市内のローコスト建売住宅を扱っていますので、内覧などのご希望の方はお気軽にご連絡ください。